おすすめ武将紹介-冒頓-
こんにちは、あびです
今回ご紹介するのはこのお方、冒頓(ぼくとつ)さんです!
意外な人選ですよね?
以前、冒頓のスキル修正があった時に書きかけたのですが、優先順位は低いな〜と思って放置してました笑
今回はたまたま軍チャで冒頓の話が出て、意外とスキルの詳細が認知されていないのかな?と思い、書き上げてみました
「バランス調整で使い辛くなった?」
「睡魔ってどんなスキル?」
色んな声の上がる武将ですが、実態はどうなんでしょうか?
一緒に確認していきましょう
※考察は個人の感想ですので、育成は自己責任でお願いします
※今回の冒頓はスキルレベルMax、覚醒+0なので、効果時間はMaxですがダメージは低めです
冒頓とは
史実での冒頓
冒頓 単于(ぼくとつ ぜんう)は、秦末~前漢前期にかけての匈奴の単于(在位:紀元前209年 - 紀元前174年)
「冒頓」は名であり「単于」とは匈奴の言葉で君主を指し、漢語で言うところの王・皇帝に相当する
また「冒頓」とはテュルク語やモンゴル語の「勇者」を意味する「バガトル」の漢字音写、との説がある
逸話
クーデターの為に冒頓は私兵を秘密裏に養成していましたが、クーデター前にある方法で私兵を試します
「自分が鏑矢を放ったらすぐさま同じ方向に矢を放て」と命令したのです
まず野の獣を射て、矢を放たないものは斬り殺しました
次に自らの愛馬を射て、同じく放たないものは斬り殺しました
更に自分の愛妾を射て、これも放たないものは斬り殺しました
そして父の愛馬を射るときには全ての部下が矢を放ったのです
こうして冒頓は忠実な部下を得ました
そして最後に父が通りかかった際にそこに向けて鏑矢を放ち、配下の私兵も大量の矢を浴びせ、これがクーデターの端緒となった
(Wikipediaより抜粋)
おっとりした見た目のごっつ冒頓からは想像し難い狡猾な練兵術です
獣を射ないで殺された人は冒頓をナメてた感じがしますが、愛馬や愛妾となると実際かなり躊躇しますよね
冒頓(匈奴)は広大な領土を得ましたし、劉邦のこともボコボコにしたので、毎年多くの貢物を送る条約を結ぶことにも成功していました
劉邦に貢がせまくっていたのです
ごっつ三国での冒頓
ビジュアルは完全に指◯物語のエルフの王様、スラン◯ゥイルですね笑
実装当時(2019.10.10)は開始スキル「2.3列目のうち1人に印」というスキルを持っていて、開幕後方絶対殺すマンとしてのイニシアチブを握っていくのかと思われました
しかしながら、2ヶ月後(2019.12.19)に修正が入り「睡魔効果2人」に変更となりました
これによって冒頓が使えなくなったと言う声は多く目にしました…が、実際はどうなんですかね?
次にスキルを見ていきましょう
スキル説明
◆スキル①「自然の誓い」
基本スキル
対象:敵全体広域
緑ダメージ3回:1人当たり2,894
効果:9秒間 520の神経毒ダメージ
3秒ごとに1.2秒間気絶
↑神経毒のおさらい
神経毒は断続気絶効果を伴う継続ダメージです
冒頓の場合、合計3.6秒間の気絶効果を3回に分けて発動します
断続気絶効果の場合、適度に相手を泳がせてスキルを空回りさせる展開が期待できます
このスキルは気絶+神経毒ではなく、神経毒単品なので発動直後から3秒間は相手への拘束力はありません
この空白の3秒は何とももどかしいです
でも「王ランク武将の全体攻撃」と考えるとこれくらいが妥当なのかもしれません
話は冒頓から離れますが、伝承孫権のスキルに「王の進撃」と言うものがあります
こちらの場合は発動時に気絶もありますし、間隔も2秒です
そして浄化されても戦慄は消えません
浄化中は気絶に免疫を取られますが、戦慄自体は残ってますので、浄化後に引き続き断続気絶が発動します
という事で、スキル①だけ見ると完全に伝承孫権に負けています
そもそも睡魔の性質上、せめて自分のスキルは攻撃回数1回にしておけよと言いたいw
◆スキル②「慈悲の世話」
自動スキル
対象:敵最大2人
緑ダメージ:1人当たり5,124
効果:9.6秒間 睡魔(4回被撃で解除)
自動スキルの睡魔です
睡魔の説明は後述します
◆スキル③「万物の音」
被撃強化(被撃 3回ごとに発動)
対象1:味方全体広域
効果1:9.6秒間 攻撃力増加 20%
対象2:敵最大2人
効果2:9.6秒間 睡魔(4回被撃で解除)
こちらは被撃3回ごとに発動する睡魔です
おまけとして味方全体の攻撃力増加20%も付いています
スキル②も同様ですが、9.6秒間敵を無力化するのは魅力的ですよね
◆スキル④「単于の威勢」
開始スキル
対象:敵最大2人
効果:4.8秒間 睡魔 9.6秒間 属性抵抗減少20%
開始スキルとして敵2体を寝かせます
流石に開幕から9.6秒睡魔はないですね、半分の4.8秒です
上でも触れましたが、バランス調整前の開始スキルは、敵2.3列の内ランダムで1体に印効果でした
どっちが有能かと言われると、運用目的が違うので回答に窮しますが、個人的にはそんなに悪くないんじゃないかと思っています
その理由が睡魔の特性です
睡魔について
↑睡魔のおさらい
見落としている人も多いと思いますが、睡魔には行動不能の他に「ダメージ増加」の機能が付いています
では、どれほど増加するのか?
スキル再生モードで検証してみました
STEP1 通常攻撃の威力測定
【通常攻撃】2,721ダメージ
STEP2 睡魔を掛けて通常攻撃
【睡魔状態で通常攻撃】5,442ダメージ
えっ?
5,442÷2,721=2
2倍やんけ!!
2倍ってことは、2倍ですよ?(混乱)
「董太后の一撃を猛将が8万でなんとか耐えた〜」とかが16万になる訳ですよ?!
死ぬわッ!!
STEP3 ちなみに攻撃力20%増しも見ておく
【睡魔+攻撃力増加20%で通常攻撃】6,528ダメージ
概ね睡魔状態の2割増しです
STEP4 念のため属性抵抗減少20%も見ておく
【睡魔+属性抵抗減少20%で通常攻撃】6,432ダメージ
これも概ね睡魔状態の2割増し
【検証結果】
なんと睡魔状態のダメージは通常の2倍でした
4回の被撃で解除されるので限定的な運用となりますが、ダメージ2倍は相当な壊れスキルですね
文鴦とか趙雲とかの貫通ダメージ○万みたいな攻撃が2倍になったら誰も耐えられませんよねw
まとめ
当ブログでは、開幕印スキルが開幕睡魔スキルになった事は弱体化では無いと結論付けます
印をつけても開幕直後に倒し切るのは容易な事ではありませんし、下手にダメージを与えるとスキル①の発動を早めるだけになる事も多々あります
また、印は浄化で解除出来るので、組み合わせとして相手の劉備を意識した編成にしないといけないデメリットがあります
一方で、睡魔は行動不能の制圧力とダメージ2倍の凶暴性を兼ね備えています
被撃4回で即座に解除できるデメリットはありますが、浄化による解除はできません
体感ですが、スキル②〜④は比較的テンポ良く発動していきますので、常に2人くらいは寝てる環境を作れます
その1ターンである程度流れを作れれば勝ち、作れなければ負けと言った感覚です
不動の4番キャラではありませんが、興味があれば育ててみてもいいかも知れません
但し、このブログではポジティブに取り上げましたが、決して壊れキャラではないので、楚漢染めでも無いのに興味本位で中途半端に育てるのは危険かもしれません
ダメージ2倍はロマンですね〜
それでは今回はこの辺で
おまけコーナー
STEP2’ 貫通ダメージを重ねてみる
3発の合計が6万弱の貫通ダメージ攻撃力を持つ、うちの魃さんにご協力をいただきました
致命打も相まって1発で12万出てますw
3発致命打なら36万いっちゃうのかな?
ロマンですね〜
To be continued…